セルセのオンブラ・マイ・フ実はヘンデル作ではなかった?
今回はヘンデルのオペラ・「セルセ」またの言い方を「クセルクセス」についてです。 クセルクセスは古代ペルシャ語でアケメネス朝の王様の名前、そしてセルセはそのイタリア語読みです。 アケメネス朝っていうのは世界史をかじった人な…
今回はヘンデルのオペラ・「セルセ」またの言い方を「クセルクセス」についてです。 クセルクセスは古代ペルシャ語でアケメネス朝の王様の名前、そしてセルセはそのイタリア語読みです。 アケメネス朝っていうのは世界史をかじった人な…
今回はヴェルディ作曲のオペラアッティラについてです。 アッティラというのは名前ではフン族の王、5世紀に実際にいた人物です。 西洋史を習った人ならフン族という言葉は聞き覚えがあるんじゃないかと思います。 実は初めてこのアッ…
オペラの中には軽い気持ちで見に行って楽しめるオペラと、そうでないオペラがあると思います。 バルトークの「青ひげ公の城」は、そうでない方のオペラだと思います。 一幕もので時間は短いのですが、軽い気持ちで見てしまうとよくわか…
ドニゼッティ作曲のオペラ「ルグレッツィア・ボルジア」についてです。 ルグレッツィア・ボルジアというのは女性の名前で実在の人物。 ボルジア家というのはローマ教皇を輩出している名門貴族でした。 オペラ「ルグレッツィア・ボルジ…
オペラを見るとき、私の場合はどこの劇場で初演したのかというのが結構気になるところなのですが、 皆さんはどうなんでしょうね。 例えばイタリア・ミラノのスカラ座といえば、今や世界の有名オペラハウスの一つだと思います。 ところ…
今回はヴェルディが作曲したナブッコについてです。 ナブッコというオペラは一言で言うとヴェルディの出世作、 そして「行け思いよ、金の翼に乗って」という第三幕の合唱が非常に有名なオペラです。 ナブッコができる頃のスカラ座 ナ…
アリア「私を泣かせてください」が非常に有名なのに、オペラとしてはそれほどでもないというオペラ「リナルド」について書いてみたいと思います。 作曲はヘンデルです。 この有名なアリアは実はもともとは別のオペラのために書かれたも…
最近オペラを観ると原作が気になるようになっています。 特に原作がシェークスピアやゲーテの時、そしてプーシキンも。 私は日本語しかわかりませんが字幕を見ていても言葉が美しいとか、言い回しがちょっと独特と思うのがこれらの作家…
今回は「高田正人のオペラ Why not?」というお話ありのオペラガラコンサートを見てきました。 最近はガラコンサートはあまり行かなくなったのでこういう形式は久しぶりでしたが、楽しかったですね。 日頃からオペラ歌手ってど…
ヴェルディ作曲のオペラ・運命の力についてです。 運命の力という題名から予想する内容はどんなものだと思いますか。 私は力強い運命、英雄的な運命を想像してしまったのですが、実際の内容の運命はむごすぎるもので 「運が良い」か「…