どんなオペラ公演があるのか、いつどこであるのか
オペラの探し方は、人それぞれだと思いますが、オペラのパンフレットを見て決めるという人も、多いのではないでしょうか。
今回は、オペラのパンフレットの見方と選び方についてです。
私の場合、どんなオペラ公演があるのかなるべく多くの情報を得たいと思い、
いろいろな方法でパンフレットをもらっていましたが、
結局落ち着いたところは、オペラを見に行った際に、入り口でパンフレットの束をもらうという方法。
それが一番合うのではないかと思っています。
パンフレットをもらう方法
オペラのパンフレットは、どうやってもらうのか、というと、その方法は
- 劇場や公的施設に置いてあるパンフレットをもらってくる方法
- 知り合いからパンフレットをもらうという方法
- 郵送でパンフレットが送られてくるという方法
- オペラやコンサートに行った際に、入り口で配られるパンフレットをもらうという方法
だいたいこのような方法のパターンではないでしょうか。
劇場や、公的施設に置いてあるパンフレット
上野の東京文化会館に入ると多くのパンフレットが置いてあり、誰でも自由にもらうことができます。
そのパンフレットのほとんどは、東京文化会館内で行われる公演のパンフレットです。
このように大きな劇場に行くと必ずパンフレットが置いてありますし
小さいところでは、区民会館や区民劇場などの公的施設にも、よく見るとパンフレットが置いてあります。
これらの、パンフレットの特徴は、
その公演が、何かしら置いてある場所に関係のある公演だということです。
そのため、全ての公演を網羅することにはならないんですね。
とはいえ、地元の公的施設に置いてあるパンフレットは、自分が住んでいる近くで行われることが多いので、
気に入ったオペラがあるのなら行きやすいと思います。
知り合いからもらうパンフレット
オペラの場合、知り合いから誘われて行くことにしたということもよくあるのではないでしょうか。
また、知り合いがオペラに出ているからよかったら観に来てくれない?と誘われることも。
特に、小規模のオペラ公演の場合は、
口コミとか知り合いを中心にパンフレットを配るということは多いと思います。
郵送で送られてくるパンフレット
郵送でオペラのパンフレットが送られてくるということもよくあります。
二期会や新国立劇場などの会員になっている場合がそうです。
また、かつてチケットを購入したことがある人は
その後パンフレットが送られてくるという場合もあります。
その他、オペラに行った際にアンケートを記入したら、パンフレットが送られてくるようになったというケースもありますね。
この場合、その時主催した団体のオペラ公演のパンフレットになると思います。
送られてくるパンフレットは便利ですが、主催している団体が関わっている公演のパンフレットだけなので、
時には興味が無いパンフレットばかりということもあります。
でも情報の一つとして便利ではあると思います。
特に小規模のオペラ公演は見逃しがちになるので気に入ったのであれば、
つながりを大事にしておくのがよいでしょう。
パンフレットを送ってもらうように、アンケートに記入するなどしておいたほうがいいかもしれません。
オペラに行った際に入り口で配られるパンフレット
オペラに行くと、必ずと言っていいほど入り口でパンフレットの束が配られています。
私の場合、結局のところ行き着いたのはこの入り口で配られるパンフレットです。
東京文化会館や、新国立劇場でもらうのはかなり分厚いパンフレットの束ですね。
重いし面倒だからともらわない人も多いかと思いますが、私は必ずもらうようにしています。
この入り口で配っているパンフレットは何が入っているかというと傾向があります。
- オペラ公演の場合は、主にオペラとバレエのパンフレット
- オーケストラのコンサートの場合は、オーケストラやリサイタルが主でオペラはほんの少し。
- 小規模のオペラ公演の場合は、パンフレットを配っていないか配っていても同じような小規模の公演のパンフレット
その時の公演に来ている人たちが好みそうなパンフレットが入っています。
私の場合は、劇場でもらうパンフレットを必ずもらって、中身をチェックすることにしていますね。
パンフレットの見方
オペラのパンフレットは、どれも趣向をこらして作られていますよね。
では、パンフレットのどこを見るかです。
もちろんその人それぞれだとは思いますが、私の場合は
- 演目
- 場所
- 日時
- どこが主催の公演か、引っ越し公演か
- 誰が出るか(オペラ歌手)
- 価格
演目
もっとも気になるのは、やはり1の演目です。
自分の好きなオペラの演目かどうかも、もちろん気になるのですが、
私の場合は、観たことがない演目のオペラを観たいということも、同じくらい大きいです。
オペラは、上演機会が少ない演目がたくさんありますから、
観たことがないオペラのパンフレットを、見つけた時はとても嬉しいですね。
場所
2の場所については、私の場合演目に次いで重要かもしれません。
遠い場所だと行きたくてもいけません。
オペラは時間も長いので、やはり行くのが大変です。
そのため場所がどこかというのは気になりますね。
日時
3の日時についてですが、パンフレットを見る時には実はあまり気にしません。
オペラのチケットは、かなり前に売り出されますから、そんなに先まで用事が詰まっていることはほとんどないので、
パンフレットを見る際はあまり気にしないんですね。
実際に、インターネット等で購入する際に改めてどの日の公演に行こうかなと見る感じです。
以前は最後の公演(千秋楽)が盛り上がるのでそれをねらって行ったりしていましたが、
最近は、初日もおもしろいと思いますし、あまりそれは気にせず、自分の都合と合う日時の時を選ぶようにしています。
どこの主催か、引っ越し公演か
4のどこが主催か、引っ越し公演かについてもパンフレットを見ます。
藤原歌劇団の公演なのか、二期会主催の公演なのか、新国立劇場主催の公演なのか
または、NBS主催の、海外からの引っ越し公演なのかなど。
二期会の有志による、小規模なオペラ公演などもありますから、
だいたいどんな規模で、どんな団体が主催なのかも一応見ますね。
誰が出るか(オペラ歌手)
好きなオペラ歌手が出る場合は、やはり見逃せないですよね。
日本は、かなり有名どころの歌手も呼んだりしていますので、
パンフレットで、主要キャストの名前は確認します。
でも、知っている歌手が出ていなくても、私の場合は、気にならないほうで、
むしろ、知らない歌手だったけど素晴らしい歌手に巡り会う楽しさが好きですね。
価格
価格はやはり大事ですよね。
2018年秋のローマ歌劇場の様に、
S席54000円
と言う様なとても高価格のオペラもあります。
懐事情もありますから価格は大事。
54000円は行けないけど安い席もあるから、頑張ってチケットを取ろうかな、
ということもあります。
また、パンフレットの価格は、そのほかにもいろんなことを教えてくれます。
価格が高い時は、引っ越し公演なんだなとか
引っ越し公演なのに意外に安い時は、あまり有名どころの歌劇場ではないのかなとか、
歌手が無名なのかもしれないとか
よく見ると、コンサート形式だったり(演奏会形式)
ちゃんとしたオペラホールではないところで、セミステージ形式でやるんだななど
価格からいろんなものが見えてくるので、必ずパンフレットで価格を見ますね。
パンフレットとオペラの選び方
ではパンフレットを見て、どうやって行くか行かないかを選ぶか、というと
私の場合は
- 好きな演目かどうか
- 見たことがないオペラ
がやはり一番、大きいですね。
見たい演目であれば、形式や歌手どこのオーケストラかはあまり気にしないことにしています。
細かいことを気にしていたら、次にいつ見られるかわからないのがオペラだと思うんですよね。
私の場合は、オペラの休憩時間に入り口でもらったパンフレットを吟味して、
いらないパンフレットはその場で捨ててきます。(ちゃんと捨てるところを用意してくれている劇場が多いです)
全部持って帰って、ゆっくり見るのも良いと思います。(重いけど‥)
私にとっては、オペラのパンフレットを見ることは、とても楽しいことの一つになっていますね。
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