オペラ公演情報一覧2021秋-2022夏/公演日順/一目でその特徴がわかる!

今年も2021年秋(9月)〜2022年夏(8月)までのオペラ一覧を書いてみました。(首都圏中心)

随時更新していきます。オペラ鑑賞にお役に立てれば嬉しいです!

2020年秋(9月)−2021年夏(8月)についてはこちらをご覧ください。

2022秋(9月)−2023夏(8月)までのオペラについてはこちらをどうぞ

清教徒(ベッリーニ)

  • 2021年9月10、11、12日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:藤原歌劇団&日本オペラ協会
  • 特徴:ベッリーニといえばとろけるような美しい旋律のオペラ。中でも清教徒はベッリーニの最後の作品。パリのイタリア劇場において当時の歴史に残る歌手たちにより大成功を収めたオペラでもあります。ノルマと並んでベルカントの最高峰で難しいと言われるこのオペラでもありやはり気になるのは誰が主要な4人を歌うのかということ。今回エルヴィーラは佐藤美枝子さんと光岡暁恵さん。アルトゥーロ、リッカルドの他、叔父ジョルジョ役もとても重要な役なのでこちらの演技と歌にも期待したいです。エルヴィーラは高音の上にいかにも難しそうなアリア、そしてテノールは超高音があるのでハラハラするかも。単なるアリアではなく合唱や重唱を織り交ぜている所も清教徒の魅力だと思うのでそれも楽しみ。
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魔笛(モーツァルト)

  • 2021年9月8日〜12日
  • 場所:東京文化会館
  • 主催:東京二期会
  • 特徴:宮本亜門さん演出の魔笛。ドイツ語上演。魔笛は夜の女王のアリア他、パパゲーノやパミーナ、ザラストロなどそれぞれに有名なアリアがあるのでオペラがはじめてでも「あ、聞いたことがある」と思えるのが楽しいところ。おとぎ話のようなお話ですが、音楽は最高級。何度もみたいオペラであるのは確かです。
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チェネレントラ(ロッシーニ)

  • 2021年10月1日〜13日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場の幕開けは今年はこのチェネレントラ。ロッシーニのオペラでチェネレントラはシンデレラのこと。新制作とあるので新しい演出ということですね。シンデレラっていかにもソプラノかなと思うのですが、意外にもメゾソプラノの役。開幕オペラだけに演出とか凝ってるのかなあと期待したいです。
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ラ・トラヴィアータ(ヴェルディ)

  • 2021年10月7日、9日
  • 場所:サントリーホール
  • 主催:サントリーホール
  • 特徴:サントリーホールは本来オペラ用の会場ではないのでオーケストラピットもないのですが、かといって立って歌うコンサート形式オペラでもなく、一段高くした舞台を作るなど工夫したオペラを上演しているようです。なので呼び方もホールオペラと独特な呼び方。S席28000円というなかなかの高値なのは主要な歌手(海外から招致)にそれなりに自信があってのことかなという予想。ちょっと興味深いのは間の9月8日に同じ演目を日本の若手音楽家たちの上演でも行うこと。同じ演出で行うようですが、こちらはS席7000円というお値段。時間に余裕があるのであれば両方を鑑賞するのもおもしろいのではないかと思います。
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夕鶴(團伊玖磨)

  • 2021年10月30日
  • 場所:東京芸術劇場
  • 主催:東京芸術劇場他
  • 特徴:日本のオペラの中では最も有名な演目のひとつ。元は木下順二作の戯曲。染み入るつうのアリアをはじめ清純で日本的な美しさを感じるこの物語は涙を誘うこと間違いなし。日本人なら一度は見ておくべきかと。今回のつうは小林沙羅さん。
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カプレーティとモンテッキ

  • 2021年11月13日、14日
  • 場所:日生劇場
  • 主催:日生劇場
  • 特徴:カプレーティとモンテッキとは別名ロメオとジュリエットのこと。ベッリーニの美しいメロディはまさにロマン派オペラそのもの。またロメオ役はメゾソプラノが担当というところがベッリーニの中では珍しい。初演当時も当時のスター、ジュリエッタ・グリージという歌手が歌って大絶賛されたとか。第一幕のロメオのアリア、ジュリエッタのアリアは単独でもよく歌われる曲なので楽しみ。ベッリーニのオペラはアリアの時オーケストラが静かなのでとてもよく聞こえてきます。ベッリーニの流麗なメロディを楽しみたいなら絶対行くべきオペラ。
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ニュルンベルクのマイスタージンガー(ワーグナー)

  • 2021年11月18日〜12月1日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場のシーズン二つ目のオペラがこれ。こちらも新制作の舞台。今年は8月にも同じくニュルンベルクのマイスタージンガーがあるのでマイスタージンガーが多い年なのねと思ったら、どちらも大野和士さん指揮で出演者もちょっと似てる。(場所は違うけど)。いずれにしても数年に一度見られるかという貴重で長大なオペラなので、2回とも見たいけどさすがにどうするかなというところ。個人的にはちょっとドジな悪役ベックメッサーを注目したいのと、ヴァルターの歌が出来上がっていく感動を味わいたい。
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こうもり(ヨハン・シュトラウス)

  • 2021年11月25日〜28日
  • 場所:日生劇場
  • 主催:東京二期会
  • 特徴:年末が近くなると見たくなるのがこのこうもり。オペレッタの部類だけど最もオペラに近いオペレッタと言ってもいいんじゃないかと。今回の上演は基本は原語(ドイツ語)でセリフ部分が日本語。これってオペラ以外にはないだろうなと思うやり方ですが、実際聞くとわかりやすくて助かります。個人的にはロザリンデのチャールダーシュを聞きたいのと、フランクとアイゼンシュタインの掛け合いのところは毎度違うのでそんな小さなところもちょっと楽しみ。
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蝶々夫人(プッチーニ)

  • 2021年12月5日〜12日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場でもっとも上演されている演目がこの蝶々夫人とのこと。そんなに人気があるの?‥と個人的には思うもののやっぱりプッチーニの音楽は感動しますよね。蝶々夫人役はなかなか大変な役で喉が強くないと無理なんじゃないかと思っているのですが今回演じるのは中村恵理さんという方。どんな声か楽しみです。
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アナクレオン(ジャン=フィリップ・ラモー)

  • 2021年12月10日、12日
  • 場所:北とぴあ
  • 主催:北区文化振興財団
  • 特徴:例年バロックを中心に興味深い企画をしているのがこの北とぴあ。今年はフランスのラモー作曲のアナクレオンとのことでとても珍しくて楽しみ。アナクレオンはギリシャの詩人です。作曲したラモーは18世紀前半の人なのでフランスオペラでは古い時代の人。またラモーはいくつかのオペラバレエを作っている人で、アナクレオンはその中の作品の一部だったもの。アナクレオンは短いのでリュリなど他の作品と合わせた公演のようです。フランスのバロックオペラを楽しみたいです。

さまよえるオランダ人(ワーグナー)

  • 2022年1月26日〜2月6日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場がシーズンオペラにワーグナーを二つも入れてくるとは!というちょっと驚き。それだけワーグナーって人が入るということなのかな。ワーグナーファンって絶対に見に行きますもんね(勝手な想像ですが‥笑)。というわけで今年はワーグナーファンにとってはなかなか楽しい一年になるかも。マイスタージンガーと違ってこちらは時間も短めなので、ワーグナーはまだ見たことがないという人にもおすすめの演目です。
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イル・トロヴァトーレ(ヴェルディ)

  • 2022年1月29日、30日
  • 場所:東京文化会館
  • 主催:藤原歌劇団
  • 特徴:ヴェルディというと日本では「椿姫」が最も有名ですが、個人的にはヴェルディで最もお勧めしたいのがこの「イル・トロヴァトーレ」。とにかく音楽が最初から最後までずっといいので、情熱的な音楽と歌に酔いしれたいなら絶対見逃したくない作品。
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愛の妙薬(ドニゼッティ)

  • 2022年2月7日〜2月13日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:ドニゼッティの人気オペラ。ほんわかラブストーリーで見やすいので、オペラに行ったことがない人を誘うならとても向いている作品。新国立劇場主催なので、おそらくレベルも高くて舞台も華やか。本格オペラを気軽に楽しめるでしょう。ネモリーノのアリア「人知れぬ涙」が有名。あとドゥルカマーラの演技に注目したい。
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影のない女(R・シュトラウス)→「フィガロの結婚」(モーツァルト)に変更

  • 2022年2月9日〜13日(予定)
  • 場所:未定
  • 主催:東京二期会
  • 特徴:このレアなオペラを生で見ることができるのはとても嬉しい限り。正味3時間以上かかるし、なかなか上演は大変だろうなと思いますがぜひみたい作品。ストーリーはおとぎ話風なのでどんな演出になるのかも注目したい。影って何だろう?魂、子供、愛の本質?など考えるオペラ。第二幕の二重唱「いつも平気な顔をしている人間」もぜひ生で聞いてみたい部分。
  • ※海外から関係者が来日できないとのことで中止に。代替公演としてフィガロの結婚が上演されることになりました。(12月22日時点の情報)。影のない女はとても珍しいオペラなので見られなくなることはとても残念ですが、仕方ないですね。

ミスター・シンデレラ(伊藤康英)

  • 2022年2月19日、20日
  • 場所:新宿文化センター
  • 主催:藤原歌劇団
  • 特徴:藤原歌劇団はこの時期には日本のオペラを上演することが多いようで、2021年は「キムジナー時を翔ける」という過去にタイムスリップするお話でした。今回のミスター・シンデレラは男女が入れ替わってしまうというお話。テレビドラマにありそうな題材がオペラにも。新制作なのでどんな風になるのか未知で楽しみ。

椿姫(ヴェルディ)

  • 2022年3月10日〜3月21日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:不動の人気オペラ椿姫。椿姫って毎年どこかで必ず上演されていますね。主役のヴィオレッタはかなり難しい役だと思うのですが、世界にはこれを難なく歌っちゃう人がたくさんいるのねといつも感心します。ヴィオレッタは高級娼婦役なので、顔がよくて品があって歌がうまいと三拍子揃った人。豪華な衣装とサロンなど見どころたっぷり。1幕は特に有名なアリアがあって見せ場だらけ。個人的には第二幕のジェルモンの風格と歌にも期待したい。
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こうもり(J.シュトラウスII世)

  • 2022年3月24日、27日
  • 場所:24日(東京文化会館) 27日(よこすか芸術劇場)
  • 主催:小澤征爾音楽塾オペラプロジェクト ローム株式会社
  • 特徴:小澤征爾音楽塾のプロジェクトです。2020年に予定していたこうもりが新型コロナで中止になり、今回ようやくの復活。メトロポリタン歌劇場のプロダクションを使用ということなので、舞台、キャストともにレベルが高いんだろうなと予想。個人的にはアイゼンシュタイン役のアドリアン・エレートがワーグナーのマイスタージンガーで絶妙な歌と演技を見せてくれたので、彼がアイゼンシュタインをやるならきっとおもしろいだろうなと思うのでぜひ行きたいところ。

ばらの騎士(R・シュトラウス)

  • 2022年4月3日〜4月12日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:R・シュトラウスはエレクトラのような前衛的なオペラと古典的なオペラを作っていますがばらの騎士は後者の方。初演当時は臨時列車が出たというほど評判となったオペラ。キラキラした美しい旋律に魅了されるとR・シュトラウスファンになること間違いなし。タイトルになっているズボン役のオクタヴィアンはやはり注目したい役。通常メゾが歌いますが若々しくかっこいいオクタヴィアンかなと期待。第三幕でオックス男爵を懲らしめる場面の演出も見どころ。
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魔笛(モーツァルト)

  • 2022年4月16日〜4月24日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場のシリーズには必ずモーツァルトが入ることになっているようで、今年のモーツァルトからは「魔笛」。モーツァルトのオペラはイタリア語のものとドイツ語のものがありますが、魔笛はドイツ語でセリフがあるジングシュピールという形式。モーツァルト最後の作品で、ストーリーはおとぎ話っぽいのですが、音楽は一番じゃないかと個人的には思います。夜の女王の超高音アリアをはじめ有名なアリアがたくさんなので、こちらもお友達を誘って見に行くのに良いかも。
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エドガール(プッチーニ)

  • 2022年4月23日、24日
  • 場所:オーチャードホール
  • 主催:東京二期会
  • 特徴:プッチーニの初期の作品。台本がいまいちと言われているオペラですが、音楽はすでに円熟期のプッチーニのそれ。このオペラが生で見られるのはとても嬉しい。お話が片田舎の恋愛殺傷沙汰なところはヴェリズモオペラを感じるところ。プッチーニの音楽はスケールが大きくてこのお話にはもったいないほど良いので聞きどころかも。3幕版と4幕版がありますが、今回は3幕版のようです。
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オルフェオとエウリディーチェ(グルック)

  • 2022年5月19日〜22日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場のシーズンオペラは全部で10個ですが、そのうち4つが新制作オペラ。つまり新たな演出、新たに選んだオペラっていうことですね。その4つのうちの一つがこのオルフェオとエウリディーチェ。おー!これをやってくれるんだ!とオペラ好きとしては絶対に見逃したくない演目。オペラが現代までどんどんおもしろくなっていったのはこのグルックのおかげ?と言っていいかもしれない。そんな改革者と言われた存在。プッチーニを見てからこの作品を見るとちょっと物足りなく感じるかもしれないけど、バロックばかりみてからこれを見ると格段におもしろいのがわかる、それがこのオルフェオとエウリディーチェ。オッフェンバックの天国と地獄も元は同じお話ですがあちらはパロディ版で、こっちはまじめ版。オルフェオを歌うのはカウンターテナーでこちらも注目。また劇中に流れる「精霊の歌」はとても美しい曲なので聞きどころです。
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セビリアの理髪師(ロッシーニ)

  • 2022年6月11日、12日
  • 場所:日生劇場
  • 主催:日生劇場
  • 特徴:新型コロナの影響で2020年に中止になってしまった公演をようやく見ることができます。セビリアの理髪師はオペラブッファの代表的な作品。有名な前奏曲からウキウキ感がするセビリアの理髪師は気軽に楽しめるオペラ。若い娘ロジーナがメゾソプラノと言うのもこのオペラの特徴かと。二人の仲を取り持つフィガロも重要な役ですが、バルトロがただ嫌なおじさんなのかちょっとおもしろみのあるタイプかも興味のあるところ。オペラが初めてという友達や家族を誘って行くのもおすすめ。今回指揮が沼尻竜典さんということでまたまた楽しみです。
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ラ・ボエーム(プッチーニ)→中止(1年後に延期)

  • 2022年6月16日、18日
  • 場所:東京文化会館
  • 主催:コンサート・ドアーズ
  • 特徴:海外からの引っ越し公演を主催してくれるコンサート・ドアーズの久々の公演。新型コロナで2020年に「ナブッコ」と「ノルマ」が中止になって以来です。マッシモ劇場はイタリアのシチリア島にあるギリシャ神殿のような歴史あるオペラハウス。個人的に一度は行ってみたい劇場で、映画ゴッドファーザーの舞台になった場所でもあります。今回の演目の一つがこのラ・ボエーム。ミミを歌うのはすっかり大スターになったアンジェラ・ゲオルギュー。久しぶりの海外の引っ越し公演を楽しみたいなら絶対見応えありそうです。

シモン・ボッカネグラ(ヴェルディ)→中止(1年後に延期)

  • 2022年6月17日、19日
  • 場所:東京文化会館
  • 主催:コンサート・ドアーズ
  • 特徴:海外の引っ越し公演を手がけるコンサート・ドアーズの今年のもう一つの演目がこちらの「シモン・ボッカネグラ」ヴェルディの中では比較的上演されることが少ないのでこの機会にぜひみておきたい作品。とても難しいと思うシモン・ボッカネグラ役を歌うのはなんとプラシド・ドミンゴで80歳を超えての公演。テノールとバリトンのどちらもこなす人ですが今回はさすがにバリトンの役。登場するだけでオーラのあるドミンゴの味のある演技がとても楽しみ。

ペレアスとメリザンド(ドビュッシー)

  • 2022年7月2日〜7月17日
  • 場所:新国立劇場オペラパレス
  • 主催:新国立劇場
  • 特徴:新国立劇場シーズンオペラの4つの新制作のうち最後がこのオペラ。このオペラが上演されるなんて!という驚きと嬉しさは、グルックのオルフェオとエウリディーチェ以上かも。ドビュッシーが完成させた唯一のオペラで日本ではレアなオペラ。個人的には今シーズン最もみたいオペラの一つ。原作は「青い鳥」で有名なメーテルリンク。二人の王子が思いを寄せるメリザンドは髪の長い不思議な存在の女性。正味3時間近くあるオペラで、短くはないし「場」が多いこの物語をどんな演出と舞台で見せてもらえるのかとても楽しみです。

パルジファル(ワーグナー)

  • 2022年7月13日〜17日
  • 場所:未定(2021年3月時点)
  • 主催:東京二期会
  • 特徴:ワーグナーの最後の作品。正味4時間以上もかかる長大なオペラ(楽劇)、2012年にも同作品を上演していますが今回はどんなキャストなのか楽しみ。特に最近ワーグナーは日本女性の活躍が目立つのでそれもまた期待したいところ。

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