オペラ・アリアの名曲

アリアはオペラの大きな楽しみではないでしょうか。

そこで、今回はアリアの名曲の数々を

  • ソプラノ
  • メゾソプラノ
  • テノール
  • バリトン・バス

に分けて、特に有名なアリアをまとめてみました。

アリアというのは基本的に独唱なので、重唱や合唱は含まれてないです。

 

ソプラノのアリア

 

  • 「復讐の心は地獄の炎のように燃え」魔笛(モーツァルト作曲)夜の女王が歌う

これは、主人公パミーナの母親である夜の女王が歌う、超絶技巧を要するアリアです。

母親役なのですが、非常に高音が出てくるので、通常若いソプラノ歌手が歌います。

  • 「私のおとうさん」ジャンニ・スキッキ(プッチーニ作曲)

ジャンニ・スキッキの娘ラウレッタが、父親に向かって、

恋人と結婚したいからなんとか問題を解決して、とお願いするメロディアスなアリアです。

ピンカートンが戻ってくるのを夢見て歌うアリアです。

  • 「うるわしい人の名は」リゴレット(ヴェルディ作曲)

清純な娘ジルダが、恋い焦がれる気持ちを歌う美しい歌。フルートの音色とよく合います。

恋人と引き裂かれたルチアが、錯乱して新郎を刺してしまう、悲しいアリア。

  • 「清らかな女神よ」ノルマ(ベッリーニ作曲)

ノルマが月の神に祈りを捧げる歌。とても美しいメロディ。

婚礼の祝いの場でエレナが歌う。オペラはあまり上演されませんが、このアリアは有名。

  • 「歌に生き、恋に生き」トスカ(プッチーニ作曲)

トスカの有名なアリア。

  • 「私を鳴かせてください」リナルド(ヘンデル作曲)

とらわれたアルミレーナが悲しげに歌う名曲。

サラバンドとも言われ、貴族のゆったりとした踊りに使われます。

 

 

メゾソプラノのアリア

 

  • 「ハバネラ」と「セキディーリア」カルメン(ビゼー作曲)

タイトルロールのカルメンが歌う妖艶なアリア二つ。カルメンには名曲が満載です。

  • 「さらば故郷の丘や畑よ」オルレアンの少女(チャイコフスキー作曲)

主人公のジャンヌダルクが歌う、心に染み入るアリアの名曲です。

デリラがサムソンから秘密を聞き出そうとして、官能的にに歌うアリアです。こちらもとても名曲。

  • 「君よ知るや南の国」ミニョン(トマ作曲)

幼い時に誘拐された主人公のミニョンが歌うしみじみとしたアリア。

若いケルビーノが伯爵夫人に対して歌う有名で聞きやすいアリア。

ケルビーノは若い青年で、いわゆるズボン役。メゾソプラノが担当します。

 

テノールのアリア

 

カラフが歌う自信に満ちたアリアは、あまりにも有名でCMにも使われていました。

  • 「衣装をつけろ」道化師(レオン・カヴァッロ作曲)

妻の浮気に悶絶しながらも芝居の道化をしなければいけない、心の葛藤のアリア。こちらも有名。

能天気な公爵が歌うこの歌は、初演のオペラを見た人々が帰りながら口ずさんでいたという有名なアリア。

母親の火刑台を見たマンリーコの怒りのアリア。非常に情熱的な曲です。

  • 「星は光りぬ」トスカ(プッチーニ作曲)

カヴァラドッシが処刑される前にトスカを思って歌う悲痛で美しいアリア。

  • 「清きアイーダ」アイーダ(ヴェルディ作曲)

アイーダの恋人ラダメスがアイーダを思って歌うアリア。スカラ座のブーイングでも有名。

  • 「人知れぬ涙」愛の妙薬(ドニゼッティ作曲)

恋に不器用な若者ネモリーノが歌う、しっとりとしたアリア。

 

バリトンとバスのアリア

 

闘牛士エスカミーリョが歌う、威勢のいいアリア。これを歌うバリトンはかっこよく見えます。

  • 「プロヴァンスの海と陸」椿姫(ヴェルディ作曲)

アルフレードの父親が歌う、しみじみとした名曲のアリア。

フィガロが登場する時に歌う、楽しく明るいアリア。

タンホイザーの友人で心優しいヴォルフォラムが歌う、静かで叙情的なアリア。

フィガロがケルビーノに対して、歌う楽しく聞きやすいアリア。

  • 「私は鳥刺し」魔笛(モーツァルト作曲)

パパゲーノが登場時に歌う、これも楽しく軽快なアリア。

死んだはずの騎士長が石像になって現れてドン・ジョバンニを引き摺り込む怖いシーン。

バスのアリアが迫力ものです。

罪の意識で錯乱するバスのアリア。ロシアらしい重い曲ですが、聞き応えのあるアリア。

 

カストラートのアリア

 

カストラートが歌っていたアリアと、カウンターテナーが担当するアリアもご紹介します。

カウンターテナーは現在もいますが、カストラートは存在しないので、現在では、ソプラノやテノール、またはメゾソプラノなどで担当します。

カストラートとカウンターテナー

  • 「オンブラ・マイ・フ」セルセ(ヘンデル作曲)

セルセ王がプラタナスの木陰で歌う、名曲のアリア。もともとはカスットラートのアリア。

ラールゴ(ゆったりと)とも言われます。

現在ではメゾソプラノまたはテノールが担当します。

こちらもカストラートが歌っていたアリア。

現在ではカウンターテナーや、メゾソプラノ、または一オクターブ下げてバリトンが歌ったりします。

  • 「僕は客を呼ぶのが好き」こうもり(ヨハン・シュトラウス作曲)

ロシアの貴族オルロフスキーが歌うちょっと変わった歌。

カウンターテナーかメゾソプラノが担当します。

 

アリアはやっぱり良いですね。

とはいっても、一つのオペラの中には、聞きたいアリアは数個程度、ということが多いので、

まとめてたくさん聞きたい時は、オペラのガラコンサートに出かけるのも良いかもしれません。

オペラ・ガラコンサートの魅力と形式

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